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長続きする食事指導

結果が良ければ頑張れる

2006/05/20

長続きする食事指導

外来で管理栄養士さんに、糖尿病患者のための食事指導をしてもらっている。
三大生活習慣病である「糖尿病」「高血圧」「高脂血症」の上に狭心症を持ち、
病院で数回、心臓カテーテル治療を受けていた患者さんがアドバイスを受けた。

ご本人の努力のかいあって体重を10kg減らすことできた。
すると、糖尿病の薬が不要になり、血圧の薬も減量できた。
何よりも狭心症の発作が全く起きなくなったのには、私も驚いた。

この患者さんの場合は狭心症の症状が消えたことが
食事のコントロールを続ける動機になっていると思われ、ずっとよい状態が続いている。
一般的に、食事指導を受けると糖尿病の薬がなくても血糖値やグリコA1cが下がる人は多い。
だが、このように顕著な効果があり、それを持続できる人は少ない。

医療は強制するものでなく、結局は本人の意識なのだが、
自覚症状がない場合は「食べる」という基本的欲求をコントロールするのはとても難しい。
管理栄養士さんの分析では、摂取カロリーを減らそうと意識している患者さんは、
ほとんどが主食のご飯だけを減らしている。
理想的な食事にするにはおかずの肉や卵も減らし、野菜を多くすることが必要である。
「一番好きなものは我慢しなくていいから、全体の量を減らすように」と指導するのが、長続きさせるこつという。

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