青山内科  内科  消化器内科  Dr.青山の聴診記  最初の死亡診断書  北日本新聞  魚津市

 

魚津市 青山内科 お問い合せ

〒937-0061 富山県魚津市仏田3303

HOME > Dr.青山の聴診記 > 最初の死亡診断書

最初の死亡診断書

夫婦の一体感に感動

2006/06/18

最初の死亡診断書

消化器内科医の宿命として多くの消化器がんの患者さんを看取ってきたが、
最初に死亡診断書を書いた患者さんのことは二十七年後の今も鮮明に覚えている。
膵臓がんの患者さんで、胃の出口近くの十二指腸が腫瘍のためにふさがり、
おうとを繰り返し、やせ細って亡くなられた。

ご臨終を告げた後、奥さんがご主人への思いを語られた。
旧国鉄に長年奉職し、最後に駅長を務めて退職した直後だったこと。
子どもたちが社会人になり、夫婦とも親の務めは果たしたこと。最近、家を新築したこと。
仕事優先の生活だったが、老後を二人で楽しく過ごそうと夫婦で言っていた矢先だったこと。
立派な人だったと泣きもせず、ただ淡々と深く嘆き続けておられたのである。

研修医として初めて受け持った患者さんの死であった上に、
夫婦とはこれほどに一体感を持って生きているのかという驚きで、
当時まだ独身の私は心が揺さぶられ、涙があふれてしまった。

私がこれまで診た膵臓がんの患者さんは、
手術を受けた方もあったが、結局ほとんどの方ががんの悪化で亡くなられた。

患者さんたちを思い浮かべると、若くして膵臓がんになる人には、
休みも十分取らずに忙しく働いている人が多いような気がする。
休息や睡眠は医学的に言えば、傷ついたDNAを修復する時間であり、
発生したがん細胞を排除するための時間であるということを忘れないでほしい。

Dr.青山の聴診記バナー

ページの先頭へ戻る

〒937-0061 富山県魚津市仏田3303
診療時間/平日AM9:00~12:30 14:30~18:00
木・土曜 9:00~12:30
休診日/木・土曜午後・日曜・祝日

魚津市 青山内科 お問い合せ

魚津高校から黒部方面へ徒歩3分


大きな地図で見る

Copyright (C) 2013 Aoyama Clinic.All Right Reserved.