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頻尿と病気の関係

夜間の頻尿はいろいろな病気の症状の可能性が

2008/04/12

「夜に何度もトイレに行くのですが」と来院する中高年男性は多い。
医学的には「夜間頻尿」と言うが、さまざまな病気の可能性がある。

一つは前立腺肥大。
ぼうこうの出口にある前立腺が加齢とともに大きくなり尿道を圧迫し、尿が出にくくなる。
ぼうこうが尿でいっぱいになるとやっと尿が出るが、
少し出て圧が下がるとまた出なくなるため、何度もトイレに通うことになる。

次は最近多い糖尿病。
血糖値が上昇し尿に糖が出るようになると、糖が水分を引っ張る形で尿が増える。
血糖が高いと口が渇き、水分を多くとることも関係する。

睡眠時無呼吸症候群の可能性もある。
眠り込むと、のどの筋肉などが緩んで気道がふさがり息ができなくなる病気だ。
生活習慣病を持つ肥満の人に多い。眠りが浅くなるためトイレの回数が増える。

体がむくむ心臓、肝臓の病も考えられるほか、尿崩症という珍しい病気もある。
尿の濃縮に関連する抗利尿ホルモンが不足する病気で、
ホルモンを分泌する脳下垂体や視床下部の異常で起きる。

一つの症状からさまざまな可能性を考えて診断をつけ、
適切な医療や専門の診療科に導くのが開業医の大事な仕事の一つである。

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