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甘い表示にご用心

水分は水かお茶で

2009/07/25

「糖尿病の人は甘い清涼飲料水は駄目ですよ」
「気を付けて、缶コーヒーは微糖にしています」。
よくある患者さんとの会話だが、〝微糖〟という言葉に要注意。
一般的な缶コーヒーは100g当たり約35kcal、
微糖とうたっているものは17kcal程度が多いようだ。
微量の糖が入っているというより、約半分にしてあるというのが正しい理解。
糖を気にするならブラックコーヒーにしたい。

ビールでも「カロリーオフ」や「糖質ゼロ」など
メタボブームを意識したネーミングの商品が目立つ。
従来のビールは100ml当たり40~45kcal。
糖質ゼロでもアルコール分のカロリーがあるので、
カロリーが約半分になると理解するのが正しいだろう。

そして、忘れてならないのが、表示が100gや100ml当たりになっていること。
190gの缶コーヒーは65kcalになるし、350mlのビールであれば1缶で、
ご飯のお茶碗に軽く盛った1膳に近いカロリーになる。

体重60kgの人が少し汗がにじむくらいの速歩散歩を30分すると、約120kcalを消費する。
散歩しておいしいビールを1缶飲めば、ダイエットもビールの泡ならぬ水の泡となる計算だ。

のどを潤すのは水かお茶。いろいろなお茶を楽しみましょう。

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